Tinypath〜日々書き綴る

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捨てて強くなる人、得て強くなる人

鞦韆〜しゅうせんと読むらしい。
そして、これはブランコのことであると知った。

朝の俳句の番組を見ていた時のことである。

ぐんぐん漕ぐ。
二人乗りをして漕ぐ。
立ち漕ぎをしたり、それから一気に飛んで降りる。
子どもの頃のそんな楽しい遊具。

しかし、ブランコは、大人になっても温かい。
ゆらゆらと、足を地面につけたまま、それだけで満たされる。

ゆらゆら、ゆらゆら、ブランコという友だち。

俳句の季語というのは、
普段、なじみがないので、本当にびっくりするような言葉との出会いがあり
そこからの発想というか
新鮮な響きで、感性が広がっていく。

ブランコには、ピンクが似合うと、ふと思った。
公園と桜とブランコの遠い記憶でもあるのかな。

先日、大阪城公園に行くと、梅が咲き出し、
皆が愛でていた。
私にとって、
梅を観賞するというような時間を持ったのは、初めてである。

公園内にある桃、桜。
次々に咲き誇る自然を待ち遠しいと思った。
今から、ワインにサンドイッチを用意し、
桜の木の下で、ゆっくり過ごす時間を想像する。

何かの目標があると、日々生きるのはさらに楽しくなる。

寿命が長くなった今、
生き方を考えていかなくてはならない。

関西では、上沼恵美子さんのトーク番組は長く続いている。
その過去の放映の中で、印象に残ったものが紹介されていて
彼女と藤山直美さんの対談には、ジーンときてしまった。

上沼さんが言う。
結婚して、何も出来ない。こんなはずじゃなかった。
仕事に突っ走る自分ではなかったのか。

しかし、藤山さんがおっしゃる。
私は、捨てて捨てて強くなったが、
上沼さんは、得たことで強くなったじゃないか。

家族を持ち、家庭を支えることで、強くなったじゃないか。
仕事をすることにも強くなったんじゃないか。

捨てたもの。得たもの。

捨てたものは、返りはしない。だからこそ前へ。

得たもので、煩わしさはあれど、そこに見出される何か。

そして、自分に置き換えてみた。今日また前へ。

... 2019 / 02 / 24 (SUN)


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