Tinypath〜日々書き綴る

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月が綺麗だねでもなく死んでもいいわでもなく

雨の音が聞こえる。
着々と台風はやってきている。
沖縄では、すでに多くの停電が発生し、
また、インドネシアでは地震と津波。

歴史を思うに
定期的なそういった災害というのは、発生し、
何がしか淘汰されていくものがあるのではないかな。

大阪市の図書館のシステムは、とても優れていて
すべての区と中央図書館の蔵書の中から
欲しい本を検索してくれる。
そして、最寄の図書館で受け取りが出来る。

先日は、忘れた頃に予約本が用意できたと連絡が入ったが、
色んな区の名前を見つけるのも
私の手元までくる間のドラマというか
皆の気持ちが受け継がれているような気分になり
はるばるという感じで、いつもより大切に読みたい気分にさせてくれる。


どれだけの蔵書があるのか、
検索した本の場所が
中央図書館の地下書庫であるときは、
本屋では決して売られていないものであると思うので
そのありがたさをしみじみ思う。


今朝も借りている本の期限が来たので、延長申請と
新しく本を検索した。
それは、地下書庫の中に存在していた。
だあれももう読まなくなった古い本。

でも私は読んでみたかった。
訳されたその本の訳者の感性を感じながら読むであろう本。

夏目漱石が I love you を
月が綺麗ですねと訳したというのは有名な話であるが
直訳では、理解し得ない日本人の感性を思っての和訳。

英語に精通していたから出来ることではなかったか。

そんな逸話は、他にもあるようで、
「死んでもいいわ」と訳した人もいるという。

その物語の状況によって、
とても情熱的になったり、穏やかに 奥ゆかしくなったり
様々なシチュエーションで、和訳は変わる。

伝えたい感性がそこにある。

そして、私はその「I love you」をいかに訳しているか、
物語のあらすじ的には、清らな秘めたものから
激しい感情までのそれを読んでみようと予約したのだ。

台風が過ぎ去った頃には、最寄の図書館に届くであろう。
明日は臨時休館の大阪の図書館である。











... 2018 / 09 / 29 (SAT)


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