この地に生きることを人生は望まなかった |
曇り空であり、心地よい気温。
部屋は片付いた。 後は、引越し業者が来てから取り外すカーテンのみ
そして、パソコンが最後まで残っている。
私の人生の中で何度目の引越しなのだろう。 行ったり来たりの繰り返しの中で、また、東へと移動する。
東西南北、風水ではないが、 自分に合う合わないの方角もあるんじゃないか?
パウロコエーリョの本で、愛の成就について記されたものがあったが 人は、そこに至るまで、 何度も何度も同じことを繰り返すというものがあった。
つまり、私は、学生の時、 この地を出ることを決め、大阪に向かった。 色々な出来事の中で、 繰り返しがあり、 今回は、もう、この地に生きるかと思っていたが、 決してそこで終わることが 私の人生での愛の成就ではなかった。
どんな理由にせよ、 人生は、私本位の意思決定を求めているのだ。
人生は様々。 誰かのために犠牲を払うような人生を一生送る人もあれば 好き勝手なことばかりで一生を送る人もいるだろう。
では、どちらが善いとかどちらが偉いとか そういったことでもなく、 人生が求めている道を歩んでいるだけなのだと。 そして、それが、この世での愛の成就につながるのではないか。
さて、もうすぐ引越し屋さんがやって来てくる。
さよなら。だ。さよなら
... 2018 / 05 / 08 (TUE)
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