Tinypath〜日々書き綴る

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涙のスマップ

芸人の稼ぎについての番組が先日あった。

それぞれ、一世を風靡した人たちが
エピソードを交えながら、
あっと驚くような金額を手にしたことを語ってくれた。

庶民にとっては、あまりにもかけ離れた世界で
その世界に身を置く人たちとは、
やはり、まったく考え方が違ってくるのも無理はない。

ゴールドラッシュではないが、
一攫千金を狙って、芸能界に入る人も多いのは
そんな夢が叶う現実もあるからだ。

たった一握りの彼ら。
それもたった一瞬間だけの稼ぎ。
それがクローズアップされて、華やかな誘惑となる。

かれらは、こうやって
私事を暴露して、その対価をもらっているが
他人の懐を覗き込んでみたいという下世話な欲望を
満足させるだけの番組なのだ。

その後につながるものがなければ、
ちょっと悲哀に満ちたものも感じていくる。
ギャラ武勇伝は、そんなところですぐ忘れてしまう。

その次に、
芸人にはM−1グランプリなどの登竜門があるが、
俳優にはないのは、残念だと
坂上忍さん推薦のお二人の演技を見る番組があった。

番組をきっかけに、
彼らに良い仕事がまわってくるのかもしれない。
そんなチャンスになればと思ったのであろう。

坂上さんが、
即座に「泣け!」ということで、
泣きの演技をする役者。

私には、なんら感じるものがなかった。

スマップというグループがいた頃、
「涙のスマップ」という番組内の企画があった。

レフリーの合図で
一番先に涙がこぼれ落ちた人が、勝者となるもの。

当時、吾郎ちゃんの涙を良く見た気がする。
すばやく感情移入し、コントロールし、涙する。

今、検索をかけてみると
youtubeに森君もいる頃からの映像が残っていた。

本当に静かに涙を出すまで待つだけの企画だけど
涙を流すまでのパフォーマンスが伝わってくる。

坂上さんが推薦する俳優さんも個性があり、ファンもいるだろう。
そして、昔からの
役者から始まった人たちの世界の「涙」は
こうやって作られるのだなと思ったが、

きっと役者の世界も変わってきて、
涙のスマップ的な世界の人たちが、
色んなチャンスに恵まれる世界に変わっているのでは?と
ふと思った。

私は、涙のスマップが好きである。


... 2018 / 04 / 20 (FRI)


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