Tinypath〜日々書き綴る

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季語の世界

春はあけぼの
やうやう白くなりゆく山ぎは
少し明かりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる

偶然にも先週から
NNK教育テレビで、
日曜日の朝に俳句の番組があることを知り、
楽しみが増えた。

先週とは違った形で、番組は進行する。
今回は、小林聡美さんと先生の二人での番組構成。

今日のお題は、「春暁」

そもそも暁とはなんぞや。というところから
先生は、教えてくださり、
その美しさをこれほど端的に表したものは
言うまでもなく「枕草子」の書き出しだと語ってくれた。

春はあけぼの。やうやう。。。。の文章には
動詞がない。
にも関わらず、醸しだされる様子が、
ありありとこちらに伝わってくると解説してくれたが、

そこまでしっかりと勉強していたのか?と我を思った。
ただ、暗記して終わりだったのではないかな。
鑑賞するほどの機会も感性もなかった。

小林さんが当選された9人の句を詠み上げ
先生が、評する。
私は、先生の発する言葉の一つも漏らさないようにと
真剣に耳を傾ける。

視点をどこに置くかで
なんと俳句の世界は、広がっていくのか。

スケールの大きい句は、やはり男性からのもので、あったり、
また、
春暁とは、
時代の始まりだったり
一日の始まり、生命の始まり
生活感溢れる中での躍動感につながっていた。

つまり、季語とは、
その時々の生活に密着している何か。

最後に春の季語として、
「木の芽和え」を実際に食し紹介されていた。

季節を味わいながら
その時々の心模様を語るとき
それが俳句となった。
そんな日本人の感性は、なんと素晴らしいものであったか。

感性豊かに暮らすということをあらためて思った。

次のお題は、「青梅」
今の私には全くなんら浮かばない。
それは、
私が、その季節を
なおざりに生きてきたということなのか。。と
少し、悲しくなった。

人生を味わおう! この季節を。この瞬間を。

... 2018 / 04 / 08 (SUN)


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