Tinypath〜日々書き綴る

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命ある限り全力で生きる

引越しをするたびに荷物を少なくしていく。

机とパソコンとお気に入りの本があればいい。
小さな食器棚、洗濯機、冷蔵庫、テレビはどうしてもいるけど
過分なものはいらない。

今日がごみ収集日なので、洋服を整理した。
持っていても着ない服。

すぐに捨てる準備の出来るものと
なかなか捨てるに時間のかかるもの

もう一度、手を通し、鏡の前に立ってみる。
私の判断基準は、どこにある?

思い出の品として、手元に置きたいのか
活用するために手元に置きたいのか
それとも 費やした費用に心を留められるのか。

もう、この服を着た頃の私は過ぎ去った。
私は違う私になっている。

そう思ったら、贈り物であったものも
自分で購入したものも
譲り受けたものも
新品だろうが、可燃ごみの袋に入れた。

季節ごとに捨ててはいるが
それでも捨て切れなかった最後の服がごみ袋に入った。

大阪に行ったら、また、スーツを作ろう。
あのなじみの店に行こう。

同じお金を出して、体にしっくり来ないものをずっと持っていても
結局、こういったごみになるのなら、
体にフィットしたものを長く着ようとつくづく思った。
これが私のスタイルだ。

娘の撮った写真もずいぶん捨てた。
今、家の中に飾ってある絵と写真以外は、すべて捨てた。

これは誰のために持っているのか
何のために持っているのか

彼女が本当に大切なものなら、引き取るであろうし
私が、母として保存する時期は過ぎたと思った。

天王寺に引越しする前から
家族で暮らした街での
子ども達の成長の記録。思い出の写真。
それは、二つの箱に入ったままだ。

私と共に次から次へと住む場所を変えながら、
手をつけないまま、今度も大阪に連れて行く。

いつか、また、きっと 
それを開けて、私は決心する日が来るだろう。
しかし、この地では、捨てられない。
一緒に連れて帰らねば。

その思い出の箱とは別にしてあった、
息子の色紙をみて
彼の小さな頃からの思いを見つけた。
書かれた文字は、
「命」

〜命ある限り全力で生きるという理由で選びました。
と、裏に書かれてあった。

当時の家族の悲しみの中で、
彼の心深くに決めたことを私は、やっと18年後に見つけた。
これは、彼に返してあげなければいけない。
宅急便に入れて、彼の元へ




... 2018 / 04 / 04 (WED)


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