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Million Dollar Baby〜Mo cuishle 

[1] private - 2005/08/14 17:53 No.228

■228.jpg - (50 KB)

ミリオンダラーベイビー。。ボクシング映画の根性モノかと思っていたが、ある時から私は身じろぐことが出来なくなった。これはヒューマン映画だ。

全編にわたって、影のあるカメラの構図だ。それはラストに向かって決して明るい結末じゃないっていうのを暗示する展開だったのかもしれない。

ストーリーは、貧しいけれど夢を諦めない30才を過ぎた女性がボクシングの才能に賭け、それをマネージメントする元チャンプとの深い心の絆と愛情の物語。

順調にボクシングの世界で駆け上っていくマギー。
マギーと元チャンプのトレーナーであるフランキーはアイリッシュ系のアメリカ人である。

そのアイリッシュ人のアイルランドの象徴の色は緑。
アイルランドは、英語とゲール語の標示の街並で、敬虔なカトリックが多い。

そのゲール語でMo cuishle 〜モ.クシュラと刺繍されたガウンをフランキーがマギーに贈る。
それからは、モ.クシュラがマギーの名前となって人々に応援されていく。
ついにチャンピオンブルーベアーと戦うことになるんだけど、汚い手を使う彼女は、ラウンドが終ってコーナーに帰る時マギーにパンチをかける。それが災いして、コーナーの椅子に頭をぶちつけたマギーは、自分で何も出来ない人工呼吸器の生活を余儀なくされる。
そして、フランキーとマギーの選んだ道は、呼吸器を外す尊厳死だった。 泣けた。泣けた。深い愛情があるからできることなのだ。呼吸器を外す前にマギーに伝えた言葉がこれである。

「Mo cuishle means "my darling,my blood.”」

フランキーの思いをマギーは、この言葉ですべて受け止めた。
淡々と過ぎていった後からじわりじわりとボディーブローのように効いてくる映画でした。
 


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